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人に相談する時のお作法2つ

自分の頭で考えて、自分で答えを出すのはとても重要なこと。

ただし、それはあくまでも考えるという「プロセス」を踏んでのこと。

間違いやすいのは、「考え方」が分からず「考える材料」も無いのに、「頑張って考えています」という場合。

考え方とそこで使う材料が無ければ進むわけもないので、ここで言う「頑張って考えています」は正しくは「頑張って考えているように振る舞っています」と言い直すことができます。

考えているように見せかけているだけなので、いくら時間が経っても、何も答えが出るわけがありません。

特に、考え方がわからない場合、これは考え方が分かる人に尋ねるしかありません。

ところが、自分で解決できないと判断して人に尋ねるのは必要なことではありますが、その相談の持ちかけ方を間違えている人も少なくありません。

では、他人に相談を持ちかける際に、外してはならないお作法は何でしょうか?

ポイントは、2つあります。

先日読んだこちらの記事に、わかりやすく書かれていました。

  • 相手の都合やスケジュールに配慮したうえで、時間を確保してもらってから相談内容を話す
  • 自分で答えが出せないことであっても、自分の「意見」を持ったうえで相談し、答えを出すことを丸投げしない

1つ目は配慮の問題ですが、そもそも相手はあなたの相談に答える義務があるわけでも無く、例え上司であっても善意で時間を割いて相談内容を聞いたり、あなたの代わりに考えたりしてくれるわけですから、この最低限の配慮を欠いた時点で協力を得られなくなったり、敬遠されるようになってもおかしくないことになります。

2つ目は、これが本当に多いのですが、「分からないから聞く」ということと「答えを出すことを丸投げする」は、結びつくものではないということを理解する必要があります。

分からないなら分からないで、どこがなぜ分からないのか、どこまで進んでどう止まっているのか、どんな目的を目指してどういう答えを得ることを想定していたのか、何かしら自分の意見があるはずで、分かる・分からないの0:100ではないのです。

これは、同僚同士であっても、部下から上司への相談、あるいはその逆であっても一緒です。

また、仕事だけではなく、例えば家庭の生活でも一緒です。

漠然と「どうすればいい?」と聞くことは、この最低限の相談作法を無視していることになります。

考え方が分からなければ考えているふりをしないで、人に相談する。

ただし、相談するには作法があり、最低限のルールとして守らなければ相手に迷惑をかけたうえに解決も図れなくなるリスクがあるということを、覚えておきましょう。