はたらく・暮らす・整える

手帳術と仕事術、習慣のアップデートと、あれやこれやのレビューとか。

2019年上半期買ってよかったもの・生活を潤してくれたもの8選[書籍編]

2019年も折り返し地点を早くもターン。

毎日の読書を習慣化し、月ごとに学びのテーマを設けることで、昨日より今日、今日より明日の成長を続けてきました。

外部セミナーや研修もいいのですが、継続性や自律的自己成長、コストパフォーマンスを考えると、やはり本に勝るものは早々ないと考えています。

先日は、「2019年上半期買ってよかったもの・生活を潤してくれたもの7選[ガジェット・アプリ編]をお届けしました。

今回は、「書籍編」をご紹介。

2019年上半期買ってよかったもの・生活を潤してくれたもの7選[書籍編]

あせとせっけん(1) (モーニングコミックス)

いま一番ハマっている漫画本。

体質と能力がフェチ的な偏りのあるカップルの物語なのですが、脇役も含めてキャラクターがいい人揃い。

当然ストーリー的にアクシデントなどが起こりますが、不快な要素を用いることなくドキドキさせてくれる秀逸な1冊です。

現在、3巻まで刊行されています(今月第4巻が発売予定!)が、この作品に関しては最終回が来るまで書い続けるつもりです。

勝間式 超コントロール思考

マニアック過ぎるまでにこだわりを持ち、だからこそ自由に人生を謳歌している勝間和代さんが書いた本。

人生を自分でコントロールするのに必要なのは「選択肢」をデザインするためのフレームワークを知ることと、リソース配分を自分で決めるスキル。

フレームワークとスキルですから、特別な人だけができることではなく、誰でも実践することができるはず。

読んでみて、わたしがやってみようと決めたのは、次の3つです。

  • 仕事も人づきあいも、自分がコントロールできる範囲に寄せていく
  • コントロールできないことは断る、要望を伝える、それでもダメなら距離を置く
  • 仕事の自動化やロジカル家事など、「自分がやらなくてもできること」の仕組みを増やしていくことに注力する

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孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA

分かっている人には当たり前の方法なのかもしれませんが、実はPDCAを回すということについて、当たり前のようでいて実践できていない人が多いのも事実。

実際に使えるレベルまで、具体的な手順やポイントを交えてわかりやすく解説してくれています。

  • PDCAが回るようになる前提のひとつは「数値化」すること
  • 週や日単位の小さな目標にブレイクダウンすると、高速で回り始める
  • 複数のシナリオを同時に走らせることで、早い段階で投資効果の高いすぐれた方法に絞り込むことができるようになる
  • 数値化」と「PDCA」はワンセットであり、常に数字を意識し、その裏にある意味や背景を分析し、次の数字を予想することを日々の鍛錬として重ねているから、数字を理解する勘所が身につく

といった気づきが得られました。

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孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごい時間術

  • 「作業効率アップ」を図っているのになかなか仕事が終わらない人
  • 決まらない会議や決定のちゃぶ台返しのしわ寄せを受けている人
  • 「働き方改革」で生産性向上を上から求められているけど、どうしたらいいか分からない人

といったことに思い当たる節のある人に読んで欲しい1冊

  • 「作業時間短縮=効率化」ではなく、時間管理とは「時間のポートフォリオ」を最適化すること
  • 手帳やスケジューラー、タスクリストの「使い方」以前に、「結果を出すために何を外さないか」を考えて行動する
  • 時間最適化の基準は、ROIを最大化できているかどうか
  • 時間のROI最大化には、結論の出ない会議や意思決定の「ちゃぶ台返し」を起こさせないことが欠かせない。意思決定に必要なのは「権限」と「情報」

といった気づきが得られました。

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孫社長の締め切りをすべて守った 最速! 「プロマネ」仕事術

一度は経験したことがあっても、労多くして功少なしに終わることが多いのが一般的なプロマネ。

しかし、プロマネの役割と責任範囲を明確に定義し、やるべきことの要点をしっかり押さえればプロマネの評価は激変する。

それを実際に行えるレベルまで、具体的な手順やポイントを交えてわかりやすく解説してくれています

  • これからプロマネを経験する人
  • プロマネと言われたことは無いけれども、事実上プロジェクト的業務を回している人
  • プロマネを経験したことはあるけど、苦労した覚えしか無い人
  • オーナー的立場になる人
  • 確実に成果を上げたい人、成果を上げ続ける仕組みを持ちたい人

といったことに思い当たる節のある人に読んで欲しい1冊。

  • プロジェクト立ち上げ段階で「チャーター」を作成し、オーナーに承認をもらうことで、土壇場でのちゃぶ台返しを防げる
  • プロジェクトのゴールの高さはQCDで定義づけられ、最終責任はQCDを定義づけるオーナーにあり、プロマネはそのQCDの達成に向けて現場を回す役割の人ということになる
  • プランニングにおいてはメンバー全員でタスク出しをすることで、知見の相違による漏れや抜けを防げるとともにそのメンバーを「当事者」にすることができる
  • アウトプットは「動詞」ではなく「名詞」で定義することで、「やってるけどできていない」という遅れを防ぐことができる
  • タスクとタスクの間にはクリティカルパスもあれば、「不要な依存関係」のものもあり、ここを紐解くだけで必要以上の遅れを防ぐことができる
  • プロマネに命令権は無い代わり、メンバー自身が約束した納期を守るルールだけ徹底させればよい
  • メンバーの能力やスキル、経験不足を教育する責任はプロマネではなく部門責任者にあるので、部門長へのフィードバック役に徹すれば良い
  • プロマネの権限を超える問題は、そのままボールを持つのではなく、オーナーや権限を持つ人にさっさと渡せば良い
  • 要は、プロマネとしての自分の役割をしっかりと線引し、権限と責任を超えた範囲まで自力で解決しようとしない、いい意味での割り切りが大事

といった気づきが得られました。

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メモの魔力 -The Magic of Memos-

ベストセラーとして話題になっていることはだいぶ前から知っていましたが、てっきりメモの書き方の細かなノウハウと、メモを書けば夢は叶う的なスピリチュアル要素の本だと勘違いして読まず嫌いでいました。

実際には、書き方としてのノウハウは最小限に絞られており、内容の大半を「ファクトをもとに」「抽象化した法則を見出し」「実際のアクションとしていかに転用するか」に割き、その理念を具体的方法論に落とし込んだ、むしろ骨太な本と言えます。

  • メモが書くだけでは役に立たないのは、振り返りを行っていないから。メモした「ファクト」を「抽象化」して、それを自分に「転用」してアクションとするところまで行って、初めてメモとしての価値が出てくる
  • 「必要なこと」をメモするのではない。メモしたことから抽象化したこと、アクションに転用したことが、「結果的に必要なこと」となる
  • 会話におけるメモの役割は「構造化」することで、話し手側も気づいていなかった情報や気づきを引き出すことにある

といった気づきが得られました。

  • メモはとっているけど、一時的な備忘録にとどまっている人
  • メモに関する本をよく読むけど、その方法にしっくりきていない、あるいは「書き方ジプシー」になっている人
  • 見たり聞いたりしたことをスルーせずに、事実をもとに何かしらの成果に向けたアクションを起こしたい人
  • メモを書いても役に立たないと思っているけど、さほど成果も上げられていない人

といったことに思い当たる節のある人に読んで欲しい1冊です。

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左遷社員池田 リーダーになる

小説仕立ての本となっていて、経営・リーダー論を主人公の成長とともに学ぶことができます。

  • 逆境にあっても、準備と努力を怠らないことと、どんな事象からでも抽象化した法則を導き出して学びとする
  • 人に出会ったら、情報交換としてのコミュニケーションを行う
  • 手段を目的とせず、目的→目標→手段の順で考える
  • 育成のために「背伸びライン」に設定・責任を持たせたことには口出ししない、悩んでいても答えを教えない
  • そのチームにエースがいてもあぐらをかかず、順調ではない人に目を向けて、その理由を調べ、活かす方法を考える

といった行動につなげていこうと思いました。

  • 実力や努力にもよらず不遇の時を過ごしている人
  • リーダーにならんとするもどこから始めたら良いか迷っている人
  • すでにリーダーを務めつつも成果が出せずに焦りを感じている人

といったことに思い当たる節のある人に読んで欲しい1冊です。

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イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」

イシューに取り組むことが、バリューのある仕事につながる。

その一方で、多くの人がイシューではない仕事に多くの時間と労力を割いている。

それは、従来の働き方は、「すでにある問題」あるいは「誰かが設定した課題」に対して、「より良く解く」ことが重視されてきたから。

しかし、ニーズが複雑化・多様化する現在~将来においては、「そもそも何を問題として扱い、どれだけ筋の良い課題解決に当たるか」が重視されるように変化しています。

AIの発展により、その傾向にはより拍車がかかるでしょう。

  • 評価の低いルーチンワークの継続に不安・疑問を抱いている人
  • 突発的な仕事を毎日のように指示されて不満を感じている人
  • 企画や提案が通らずに悩んでいる人
  • 上司の立場になる人
  • 確実に成果を上げたい人、成果を上げ続ける仕組みを持ちたい人

といったことに思い当たる節のある人に読んで欲しい1冊。

  • 生産性向上は効率アップの前にやるべきことがあり、それが「イシュー度」を見極めること。イシュー度が高くなければ、「解の質」が高くても「バリューのある仕事」とはならない
  • 労働時間が長くても自己の満足度が引くく、他者からの評価も上がらない場合、バリューの無い仕事に時間を費やしていると考えるべき
  • 最初に目を向けた課題が、「なんちゃってイシュー」である可能性を疑う
  • 情報収集にばかり時間を費やすと、自分なりの視点を失った「知りすぎたバカ」になってしまいやすい
  • 解けない問題は解く方法が現時点で無い場合もあるが、サブイシューにまで分解できていないためと考えて、扱える大きさまで砕いてみればよい
  • 他者がつくった資料がいまいちピンと来ない場合、論理構造に欠陥があると考えて構造化してみれば、何が足りない・何が余計かが分かる

といった気づきが得られました。

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まとめ

こうしてみると、「孫社長に学ぶ」シリーズをよく読んでいました。

このシリーズでスキルアップの骨格をつくり、そこにリーダー論やメモのあり方・やり方を組み合わせることでバランスよく肉付け。

そして、イシューについて学ぶことで、そもそもの「筋のいい問題設定」を行えるように取り組んできました。

下半期は、仕事内容や求められる役割が変わったので、「チームづくり」「リーダー/マネジメント」「データ分析」などを学んで行く予定です。

ただ一方では、決め撃ちせずに、思いがけない1冊との出会いも大事にしていこうと考えています。