OneNoteを使わない日はありません。
仕事中は作業記録としてPCで開きっぱなしにしていますし、読書ノートとしても使っているので、自宅や移動時にスマホやタブレットで使用することもしばしば。
そんな中で困っていたのが、Webページのクリップ。
参考資料としてページ全体をOneNoteに取り込みたい場合に、スマホやタブレットでは上手く行かないことが悩みでした。
取り込みたいWebページを開いた状態でワンタップでOneNoteに送ることはできるものの、実際に送られるのはページのアドレスだけ。記事タイトルすら送られません。
一度Pocketに登録してからIFTTTを介してOneNoteに取り込むアプレットを試してみたものの、これも実際に送られるのは記事タイトルと記事の出だし、それにアイキャッチ画像だけとなります。
解決策となったのが、PCのChrome拡張機能を使うということ。
Chromeのウェブストアに、「OneNote Web Clipper」という拡張機能があるので、これをPCにインストール。
あとは、取り込みたいWebページを開いた状態でChromeの右上に追加された「OneNote Web Clipper」のボタンをクリックするだけ。
初回だけOneNoteへのログインを求められますが、次回以降はログインした状態からスタートできます。
また、取り込み先となる「ノートブック+セクション」を指定することができます。指定した先は保持されて、次回の初期値となります。
Web で見つけたものを何でも OneNote に保存。画面をクリップして OneNote に取り込み、整理し、編集。保存したクリップは、どのデバイスからでもアクセスできます。 忙しい毎日を送る人も、OneNote Web Clipper を利用すると Web ページの全体または一部を簡単に OneNote に取り込んで、後で参照できるようになります。ページ上の画像、PDF、動画や、ページのビジュアル ブックマークをクリップして、どのコンピューター、タブレット、スマートフォンからでも、オフラインのときでもアクセスできます。
好きな方法でクリップ
- 不要なものは除いて、記事、レシピ、製品情報だけをクリップします。広告やナビゲーションなどは残りません。
- クリップする前にテキストの強調、フォントの調整、メモの追加が可能です。
- ページ全体をクリップすることも、特定の部分を選んでクリップすることもできます。
クリップできるもの
- 1 つの Web ページ全体または一部
- PDF ファイル (オンラインでも、コンピューター上でも)
- Web ページ上の画像
- YouTube や Vimeo の動画
- ページのビジュアル ブックマークを作成
適している用途
- 旅行
- ビジネス
- ショッピング
- レシピ
- 調査
- ニュース
- インスピレーション
持ち歩ける
- OneNote にクリップしたものはどのデバイスからでも、オフラインのときでも参照できます。
- OneNote の検索機能を使って、情報をどのデバイスからでも見つけることができます。
- 保存した情報を他の人と共有します。
CSSで定義しているところなど、多少のレイアウト崩れはありますが、資料として使う分には問題ありません。
取り込んだあとは、そのWebページから得られた「気づき」や「次のアクション」をOneNote上で書き加えていけば、あっという間にオリジナルの資料となります。
Webサイトを見るのはPCからよりもスマホやタブレットからであることが多いので、同じことがスマホ・タブレットでも行えるのが本当はいいのですが、現時点で拡張機能はPCだけの機能となるので致し方ありません。
ビジネス書ベストセラーの『メモの魔力』で学んだ「ファクト→抽象化→アクション」を、このChrome拡張機能も活用しつつ、日々の学びの中に取り入れていきます。