初めてのAndroidタブレットを使い始めて1週間ほどなのですが、音声入力のツールを色々と試しています。
デフォルトのキーボードは「iWnn IME」というもの。
音声入力には「Google音声入力」の機能を使っているそうで、音声の認識はまずまず。そこそこ変換してくれるけど、間違いもそれなりにというところ。
精度としては、iOSの音声入力と同等といったところです。
そういう意味では悪くはないのですが、キーボードとしてはさほど使いやすくもないので、別のキーボードアプリも試してみました。
キーボード:◎、音声入力:☓の「Google日本語入力」
一番期待していたのは、「Google日本語入力」。
予測変換が気持ちいいので、仕事で使うPCでは必ずこれを利用してきました。
iOSには対応していないのですが、Androidでは対応されています。
インストールして、早速試用。
キーボードとしては、だいたい期待通りの予測変換がなされていきます。
ところが、問題は音声入力の変換精度。
だいたい間違います。
iOSや「Google音声入力」が90%ほどなら、「Google日本語入力」は60%程度。
同じGoogle製品でも、音声入力からの変換精度が大きく違います。
これだけ間違うと、キーボードで修正する手間のほうがかえって増えてしまうことに。
キーボードメインの時は「Google日本語入力」がいいのですが、音声入力で使うのは断念しました。
音声入力:◎、キーボード:△の「Simeji」
そこで、次に試したのが「Simeji」。
あまり良いイメージを持っていなかったのですが、結論から言うと、音声入力の変換精度は群を抜いています。
iOSや「Google音声入力」が90%ほどなら、「Simeji」は95%以上。
喋っているときに言葉を噛んでも、割といい感じで拾ってくれます。
熟語の選択も、文脈にあったかたちで変換。
あと、句読点はiOSのように「まる」「てん」といった音声では入力できないものの、自動で適度に挟んでくれるので、あとからの修正の目安となります。
いちいち「まる」「てん」と喋らなくてもいいだけ、文章の思考が途切れずに済みます。
まとめ
音声入力なら、今のところ文句無しで「Simeji」の一択です。
ただ、キーボードとしては普通レベルなので、音声入力ではなくキーボード操作主体の場合は「Google日本語入力」がいい。
今のところは、この使い分けがベストです。
欲を言えば、キーボードの選択でいちいち設定に行かなければいけないのがネック。
なにかコマンド操作一発で、切り替えができるといいんですけどね。
方法がないか、また試行錯誤してみたいと思います。