あると便利だけど、価格とどれだけ使いこなせるのかの不安が購入に踏み切るボトルネックとなっていたスマートウォッチ。
しかし、スペックの高さや価格で見るのではなく、自分の生活に組み込むうえで求めることは何なのかを整理していくと、程よいポジションのスマートウォッチが見えてきました。
実際に購入するにあたり、求めるところと程よさ加減について、ポイントをご紹介したいと思います。
- 安っぽくなければラウンドフェイスじゃなくてもいい
- 時計機能+アクティビティ計測機能+健康モニタリング機能で十分
- 電話着信・メッセージ・SNSは「通知だけ」知らせてくれればいい
- 1回の充電で1週間もつ長持ちバッテリーの「当たり前の安心感」があればいい
- 3,000円台で買える敷居の低さがいい
- まとめ
安っぽくなければラウンドフェイスじゃなくてもいい
スマートウォッチと言えば、Apple WatchやGear S3などに代表されます。
Apple Watchは少しスクエアですが、“時計らしさ”を醸し出すラウンドフェイスが主流。
確かにラグジュアリー感はありますが、わたしが求めるのは機能性の方。
素材や仕上げが安っぽくなければ、ラウンドフェイスにこだわる必要はありません。
時計機能+アクティビティ計測機能+健康モニタリング機能で十分
求めるのは機能性と書きましたが、あれもこれもできる多機能は求めていません。
スマートウォッチを身に着けていてもスマホを持ち歩かないことはめったにないので、そもそもスマホと同じことをスマートウォッチには求めていないのです。
スマホではなくスマートウォッチだからできること、持ち歩きではなく身体に密着させるからできることは何か?
それが、心拍数や睡眠の状態、運動量のモニタリングなどの「アクティビティ計測機能」と「健康モニタリング機能」となります。
スマホでは補いきれない運動面と健康面をそっとサポートしてくれれば十分です。
電話着信・メッセージ・SNSは「通知だけ」知らせてくれればいい
動面と健康面のサポートで十分と書きましたが、スマートウォッチがあることでスマホを常に視界の中に置かなくていいのも事実。
となると、電話着信・メッセージ・SNSの着信(誰からか・内容)は知らせてくれたほうがいい。
ただし、返信したり投稿したりするのは、スマートウォッチで行うよりスマホで行ったほうが効率良いですから、通知以外はスマートウォッチには求めないことになります。
通知まではスマートウォッチ、それ以降はスマホで行うのが、わたしが考える動線上の線引です。
1回の充電で1週間もつ長持ちバッテリーの「当たり前の安心感」があればいい
ラウンドフェイスのスマートウォッチには、每日の充電が欠かせないものも少なくありません。
2~3日も持てばいいほう。
しかもフル充電に時間がかかるとなれば、常に身につけているからこそ発揮する価値を損なってしまいます。
「iClever スマートウォッチ」はケーブル無しでUSBから充電できて、フル充電にかかる時間はわずか1時間。
それだけで、約1週間使い続けられるので、バッテリー残量や充電するタイミングを気にしながら使う必要はありません。
3,000円台で買える敷居の低さがいい
人気のラウンドフェイスタイプは数万円台とそこそこいい値段ですが、レビューなどを見るといまいち使い切れていないという声をしばしば目にします。
しかし、機能を絞っているブレスレットタイプは数千円台で購入可能。
それでも、スマートウォッチで行いたいことの機能はしっかりと備えていますから、それが数千円で手に入るなら実用的と言えるでしょう。
まとめ
ということで、初めてのスマートウォッチを購入する理由を整理してみました。
何を重視するかが明確になれば、どういうポジションの製品が自分に最適なのか見出すことができるようになります。
もちろん、購入前の情報だけに基づいているので、実際に使ってみて異なることも出てくるでしょう。
それでも、価格や機能の多さやブランドだけで選ぶよりも、ハズレは少なくなるでしょう。
商品が届いたら、「使い始め」と「1ヶ月使ってみて」の2回に分けて使用感レビューをしてみたいと思います。