はたらく・暮らす・整える

手帳術と仕事術、習慣のアップデートと、あれやこれやのレビューとか。

注意力・集中力はやる気や努力ではなく、「仕組み」で確保する[先延ばししない習慣×続ける]

「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」という言葉があります。

これは認知的アプローチによるものですが、一方で、行動的アプローチによる

「習慣が変われば行動が変わる、行動が変われば心が変わる、心が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」

もまた、真ではないかと思うのです。

この【習慣化・仕組み化】の連載記事では、習慣化したいことについて、「やめる」「始める」「続ける」「やり直す」のフェーズごとのポイントをお伝えしていきます。

今回は、「先延ばししない習慣」の「続ける」についてです。

注意力・集中力はやる気や努力ではなく、「仕組み」で確保する[先延ばししない習慣×続ける]

注意力・集中力を必要とする仕事は、「ブロック」にしてまとめて実施する

月単位や週単位など、会社が定めるサイクルで業務を回す人は多いかと思います。

わたしの場合は、月単位で「月初」「月中」「月末」の3回は月次会議の準備などを行います。

ルーチンワークのひとつなので手順に迷うところはありませんが、そこに含まれる数値や定性情報に間違いがないかチェックすることに、注意を大きく払う必要があります。

注意を払うための集中力を発揮する際には、脳に大きな負荷がかかるもの。

また、人間が一度に継続できる集中力はせいぜい60分が限度なので、対象となる仕事が細切れになっていると無駄が多く発生しますし、ミスを誘発しやすくなります。

ルーチンワークは「当たり前業務」のようでいて、意外と注意力・集中力を必要としますよね。

そこで、注意力・集中力を必要とする仕事は、60分単位の「ブロック」にまとめてその時間はそのことだけに集中します。

60分で1ブロック完了したら、10分~15分の休憩を挟んで、別のブロックに着手する。

こうすることで、注意力・集中力を保つと同時に、脳の再起動によって度重なる負荷をかけることを回避することができます。

注意深く行う業務とクリエイティブさが求められる業務を「ブロック化」して、自分で組み合わせられるようにしておくのがおすすめです。

頭がもやもやする時は、万年筆のインクを補充したり書類廃棄をして「リセット」する

毎日一定のコンディションでいられるように、習慣化には人一倍意識しているのですが、それでもどうにも調子の出ない時はあります。

例えば、書くことは分かっているのに文章が出てこない、重たい仕事を後回しにしてしまいそのくせずっと気にしている、など。

そんな時は、目の前の仕事を一旦保留して、万年筆3本のインクを補充したり溜まってきた書類の整理をしてみたりします。

万年筆が無ければ、ドリップ式のコーヒーを丁寧に淹れるでもいいでしょう。

書類整理はとにかく捨てることを前提に選別します。

ドサドサっと、どんどん捨てましょう。

ゆったりと丁寧に手を動かしていると、そのうち頭のもやもやがスーッと晴れていきます。

そうなれば、脳の「リセット」は完了。

あんなに出てこなかった文章が組み立られるようになり、重たい仕事も分解してベイビーステップでひとつずつ片づけられるようになります。

意識で思考を整えるのではなく、行動により思考を整える、そんな方法もあります。

まとめ

「もう少し注意力があれば」「集中してやらないと」

よく聞く言葉ですが、常にそれを維持することはできませんし、やる気では解決しません。

注意力・集中力が必要なら、それを行使できる「環境」を整える必要があります。

そして、環境は「仕組み」でもって実現するものです。

そのための仕組みのひとつが「時間のブロック化」であり、「行動によるリセット」です。

特別な準備や知識・スキルは必要ありません。

まずは自分の仕事を棚卸ししてその性質ごとに「ブロック」にし、注意力・集中力が働かないあるいは途切れてきた時は「行動によるリセット」を試してみてください。