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行き詰まったら、とにかく「砕いて」「砕いて」「砕きまくれ」ばいい[先延ばししない習慣×やり直す]

「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」という言葉があります。

これは認知的アプローチによるものですが、一方で、行動的アプローチによる

「習慣が変われば行動が変わる、行動が変われば心が変わる、心が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」

もまた、真ではないかと思うのです。

この【習慣化・仕組み化】の連載記事では、習慣化したいことについて、「やめる」「始める」「続ける」「やり直す」のフェーズごとのポイントをお伝えしていきます。

今回は、「先延ばししない習慣」の「やり直す」についてです。

行き詰まったら、とにかく「砕いて」「砕いて」「砕きまくれ」ばいい[先延ばししない習慣×やり直す]

気が進まずともやらなくてはいけないことは、とにかくかたまりを小さくすることから始める

仕事を進めるに際して、「やる気」や「モチベーション」は気にしないようにしています。

ある・無いに関わらず、やることは決まっているからです。

ですが、それでもこの仕事を始めるにはどうにも腰が上がらない、ということが少なからずあります。

今週は議事録作成がそうでした。

議題ごとに結論が出たらハイ次へ、と進めばいいのですが、この日は議論が錯そう気味。

決定なのか単なる指摘なのか微妙なラインのままで、次の議題へと進むことが多かったのです。

おまけに、議題間を行ったり来たり。

はっきりしないモヤモヤしたものをまとめる仕事は、どうにも気が進みません。

それでも会議の翌日までには、内容を整理して配信したい。

そんなときは、気が進まない仕事のかたまりを、とにかくとにかく「砕いて」「砕いて」「砕きまくり」ます。

先の議事録の例で言えば、「日時・参加者/欠席者」「議題1と決定事項」「議題2と決定事項」「議題3と…」「次回までのToDo」「次回開催予定」のようにパーツに分解して、これをリスト化します。

そして、できるだけ考えなくても埋められるところから埋めていくのです。

埋めたら、それに該当するToDoリストのチェックボックスを塗りつぶします。

塗りつぶした■が増えてくると段々全部を埋めたくなり、いつの間にか完了しているというわけです。

ひと通り書き上げられれば、あとは推敲して分かりづらいところを修正するだけ。

仕事のかたまりをできるだけ小さく砕くことで、「やる気」や「モチベーション」に左右されることなく仕事を進められます。

頭の中のもやもやを書き出して見えるようにすることで、実行率が高まる

「いつかやろう」と頭の中ではいつも考えているのに、実際にはなかなか手がつけられないことがあります。

昨年の今頃に、ブログで始めてみようとおもいつつ3ヶ月ほど放置していたことを何とかしたくて、考え中のことを結論のないままに思い切って記事にしてみました。

すると、ずっとただ、「やりたいけど、どうしよう、どうしよう」とばかり頭のなかでぐるぐるしていたことが、

  • どういう状態になればいいのか
  • そのためにはどういうやり方をすればいいのか
  • 実行を妨げるものはなにか
  • それをクリアーするためには何をどのようにすれば良いのか

と順を追って、するするっと出てきました。

そうなるともう、あとは手を動かすだけ。

3ヶ月も進められずにいたことが、作業時間も含めて1時間足らずでできてしまいました。

ほかにも、考えがまとまらないままに記事として書き出し、書いているうちに方向性や手段が明らかになったことが幾度もあります。

人間の脳は1日に6万個もの物事を考えているものの、95%ほどは同じことを繰り返し脳内で再生しているだけなのだそうです。

3ヶ月かかったことはそれだけの期間、考えに考え抜いていたのではなく、「どうしよう」をひたすらリピートしていただけということになります。

悩んでいたところで、悩みの正体を具体化しなければ、解決策にはたどり着けません。

それが、一度考え中のことをあえて記事に書き出したことによって脳の中から外部に移動され、初めて客観的に考えられるようになり、ずっと停止状態だった解決に向けた思考が進み出したわけです。

これは偶然ではなく、様々なことに適用されます。

なかなか書けずにいた企画書を思いつくところからぽつぽつと書き出してみたら、全体の構成が見えてきて「分からない」と思っていたところも穴埋めするだけになった、など。

まずは、頭の中のもやもやを粗くてもいいから書き出して、客観的に見えるようにする。

仕事はもちろん、それだけではなく、生活の面でも応用できそうです。

まとめ

立ち止まってしまい、なかなか前に進めなくなった時は、目の前にあるものが大きすぎると捉えます。

対象が大きすぎるので、乗り越えることも迂回することもできずにいる。

無理に推し進めようとしても、疲弊するだけで、むしろ挫折することに繋がりかねません。

でも、目の前にあるものが小石サイズなら、話は別です。

ひょいと乗り越えられるでしょう。

ならば、大きなものを小さく分解すればいいのです。

また、大きいのかどうかすら分からないことがあります。

そんな時は、多少なりとも見えているところから具体化すればいい。

部分的にでも明らかにしていくと、自然と全体像が見えるようになります。

全体と部分が明らかになり、扱えるサイズに落とし込めば、立ち止まった状態から前へ進み直すのも容易に行えるようになるでしょう。