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仕事が立て込んでいる時こそ、タスクをアナログノートに丁寧に書き出して可視化する[先延ばししない習慣×続ける]

「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」という言葉があります。

これは認知的アプローチによるものですが、一方で、行動的アプローチによる

「習慣が変われば行動が変わる、行動が変われば心が変わる、心が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」

もまた、真ではないかと思うのです。

この連載記事では、習慣化したいことについて、「やめる」「始める」「続ける」「やり直す」のフェーズごとのポイントをお伝えしていきます。

今回は、「先延ばししない習慣」の「続ける」についてです。

仕事が立て込んでいる時こそ、タスクをアナログノートに丁寧に書き出す[先延ばししない×続ける]

タスクを書き出すことで、「シングルタスク・シングルモード」に切り替える

会社にもよるでしょうが、月末月初の繁忙期になると、頭というよりも神経を使いつつ手を動かす「作業系」の仕事が多くなりがちです。

仕事が立て込んでいると気がはやり、少しでも早く手を付けてタスクを1件でも実行済みにしてしまいたくなります。

ただ、思いつくままに手を付けていると、ミスや漏れを誘発しやすくもなる。

そこで行っているのが、タスクに手を付け始める前には、今日行うことをすべてノートに書き出すことです。

書き出すことで「全体像」と「順番」が明確になり、「所要時間」の想定もつきますから、あとは1つずつ順に「シングルタスク・シングルモード」で淡々とこなしていくだけになります。

これなら、どんなに仕事が立て込んでいても優先順位正しく、かつ、ミスや漏れを起こすこと無く、仕事を遂行することができます。

なお、「今日のタスク」を書き出すのはデジタルツールではなく、アナログノートがおすすめです。

紙のページという「物理的な区切り」があることで、有限である時間のキャパシティーを超えていないか視覚的に判断しやすくなります。

また、タスクをひとつ実行するごとにペンで消し込む作業を挟むことで、「またひとつ完了した」という達成感を実感しやすくなります。

頭の中でもやもやと考えず、思いつくことを順不同で書き出してみる

考え中のことを結論のないままに、思い切ってブログ記事にしてみることがあります。

すると、ずっとただ、「やりたいけど、どうしよう、どうしよう」とばかり頭のなかでぐるぐるしていたことが、

  • どういう状態になればいいのか
  • そのためにはどういうやり方をすればいいのか
  • 実行を妨げるものはなにか
  • それをクリアーするためには何をどのようにすれば良いのか

と、するするっと出てくるように。

そこまで見えてくればあとはもう手を動かすだけ。

何週間も進められずにいたことが、作業時間も含めて1時間足らずでできてしまうことがあります。

人間の脳は1日に6万個もの物事を考えているものの、95%ほどは同じことを繰り返し脳内で再生しているだけなのだそうです。

何週間もかかったことは、それだけの期間考えに考え抜いていたのではなく、「どうしよう」をひたすらリピートしていただけということになります。

悩んでいたところで、悩みの正体を可視化しなければ、解決策にはたどり着けません。

それが、一度考え中のことをあえて記事に書き出したことによって脳の中から外部に移動され、初めて客観的に考えられるようになり、ずっと停止状態だった解決に向けた思考が進み出したわけです。

これは偶然ではなく、様々なことに適用されます。

なかなか書けずにいた企画書を思いつくところからぽつぽつと書き出してみたら、全体の構成が見えてきて「分からない」と思っていたところも穴埋めするだけになった、など。

まずは、頭の中のもやもやを粗くてもいいから書き出して、客観的に見えるようにする。

仕事はもちろん、生活の面でも応用できそうです。

まとめ

忙しいと感じる時こそ可視化する。

思い悩む時も、文字にして頭の中から一度追い出す。

目に見える状態にすることで、何をどのようにすればよいのか、あるいはしなくてもいいことなのかが明確になります。

対象が明確になれば、ついつい先延ばししたくなる誘惑を遠ざけることができます。

アナログノートとペンを手に取り、頭に浮かぶことをそのままに書き出してみる。

10分~30分ほどの可視化作業で、物事がクリアーになることは少なくありません。