2018年4月2冊目の本、『人生を変えるモノ選びのルール: 思考と暮らしをシンプルに』を読了したのでご紹介。
どんな本
- ブログ「iPhone・Mac・ガジェットブログ "monograph(モノグラフ)"」管理人で、株式会社drip代表取締役社長である堀口英剛さんが書いた本
- 好きなものをどんどん増やすコレクターでもなく、減らすことを目的としたミニマリストでもなく、いい意味でこだわり抜いたものだけに囲まれた、生活そのものの絶え間ないアップデートを目指す「モノマリスト」を提唱
- 本の構成は6章から成り、1章はときめくモノを選び抜くモノマリストという定義について、2章はモノ選びの着眼点について書かれています
- 続く3章は堀口さんなりのマイルールが解説され、4章と5章は実例、そして最後の6章はまとめとして、暮らしを支えるモノとコトについて書かれています
読むきっかけ
- ブログ「iPhone・Mac・ガジェットブログ "monograph(モノグラフ)"」の文体やテーマのセレクトが好きで、元々愛読していた
- そのブログ管理人である堀口さんが出す本ということで迷わず購入
- フォント選びやデザイン、体裁にもこだわりが感じられたので、数年振りにKindleではなく紙の本で購入した
読んだ感想
- ブログから入った人もそうじゃない人も、どちらからでも楽しめる構成・コンテンツだった
- モノを通したサイドストーリーのエッセイとしても楽しめる
- 堀口さんがこだわって使っているモノの紹介もあるが、これを選べばいいですよという押し付けではなく、どんな考え方・こだわりからそのモノに至ったのか「思考のプロセス」が伝わってくる
- 思考のプロセスをなぞってみることで、読んだ人が自分なりのこだわりを見いだせるのではと思った
- 早速、長年惰性で使ってきたキーホルダーを、革製でミニマルなデザインのキーケースに買い替えたりしてみた
読んで、自分でもやってみようと思ったこと
- 今持っているモノ、これから買おうとしているモノについて、「なぜそれを所有しているのか、買おうとしているのか」を都度自分に問いかけて経験値を上げることで、自分なりの「良いもの」の定義を確立していく
- 夜寝る前に、松浦弥太郎さんのエッセイかこの本を一節読むことで、1日の終わりを楽しみで締めくくる
- 「1ジャンル1アイテム」を徹底することで、勝ち抜き戦により身の回りのモノがステップアップしていく仕組みをつくる
- Amazonで買うのは便利だが、可能な限り実際に手で触れてみることで、感触から得られる情報からモノを選び抜く感度を養う
- 良いモノに出会えたら、その価値をブログ記事にして周りの人にも伝える
- 1日ひとつモノを捨てることで、一つひとつのモノに対して真摯に向き合う姿勢をつくる
まとめ
4月の上旬には一度読み終えたのですが、休日の子どもの手が離れたひとり時間などに自然に手が伸び、もう7〜8回くらい読み返しています。
頻繁にページをめくっているので、表紙のヘリがへたってきました。
厳選した紙の本を読むのに、ブックカバーをつけるのもいいですね。
選ぶなら、使い込むうちに柔らかくくたっとなってくる、ヌメ革のブックカバー。
「ビジネス書サイズのヌメ革のブックカバー」はまだ見つけられていないのですが、いつか出会う日を楽しみにしたいと思います。