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子どもたちの「やっていいんだ」「できるんだ」をもっと自由に!クラウドファンディングで「困難を抱える子どものプログラミング体験」を支援した理由

今年2017年は、人生で初めてクラウドファンディングというもので、見ず知らずの人のプロジェクトにお金を出すということを体験しました。

40代の半ばを迎えようとする歳になり、自分の持っているリソースをどう使おうか考える中から湧き上がってきたのが、「自分のためには時間を使う、お金は他人のために使う」というもの。

その方針に則った活動のひとつが、クラウドファンディングでプロジェクトを支援することでした。

1件目は「個人の挑戦的な体験」に投資し、もう1件は「ありそうでなかったプロダクト」を支援しました。

今回で3件目となりますが、これが本命というか「ソーシャルグッド(社会貢献性の高い活動)」、なかでも「子どもの貧困」に関するプロジェクトの支援を行うことを決めました。

先の2件は1回限りの支援ですが、今回支援を決めたプロジェクトは毎月定額を拠出していくタイプのものとなります。

「困難を抱える子どものプログラミング体験」プロジェクトの概要

学習や食事という支援は広がってきている一方で、「経験の格差」という見逃せない問題があります。貧困家庭の子どもたちは習い事や旅行などの学校外で様々な経験をする機会が少ないことで、自分の「やりたいこと」「好きなこと」を探すことができず、将来の進路選択が狭まってしまう傾向にあります。

PIECESでは、活動の中で子ども達の多くが「ゲームをつくってみたい」「プログラミングをやってみたい」と話していることに気づきましたが、多くの家庭ではパソコンもネット環境もなくプログラミングに触れる機会がないと分かったため、下記PIECESクリエイティブガレージを運営し子ども達が「自分でつくる」ことのおもしろさに触れ、社会とつながるきっかけづくりを行っています。

■PIECESクリエイティブガレージ活動概要

  • 開催日 :毎月第2、4土曜日13時〜18時(※変動あり)
  • 場  所:NPO法人PIECESオフィス(文京区小石川2-5-7佐佐木ビルB棟4階ハーフハーフ)
  • 対  象:小中高生(未経験者大歓迎)
  • 内 容:通常の活動時間では、ゲーム制作、映像制作、デザイン制作などの自分のつくりたい作品を自由につくります。大人も中高生も一緒につくっていきます。不定期で会社や個人のメンターによるワークショップを実施します。

引用元:【PIECES PROJECT】困難を抱える子供にプログラミング体験を届けたい! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

プロジェクト支援を決めた理由

ただし、貧困家庭や虐待家庭などは経験に乏しかったりします。そして、そもそも親との関係がうまくいっていなかったりすると、「興味を持っていい」「興味を口にだしていい」という思いすら持ちづらかったりします。だからこそ、子どもたちが挑戦したいことを自由にやれる場所を作りたいと思い、ゲーム制作のイベントを継続しています。

引用元:【PIECES PROJECT】困難を抱える子供にプログラミング体験を届けたい! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

子どもの貧困は金銭的な格差だけではなく、普通の家庭の子どもなら「体験していい」「挑戦していい」ことでも「自分はしてはいけない」「したいと思ってはいけない」「口に出してはいけない」ととてもハードルの高い心理的バリアーを子どもの心につくってしまいがちです。

周りから見て「いい子」「しっかりしている子」とみられる子どもほど、その傾向が強くあります。

ましてや、費用的に購入のハードルの高いゲームは、興味があっても見向きすることすら我慢していたりします。

ゲームづくり体験じゃなくてもいいのですが、こういった子どもたちが「自分もやっていいんだ」「こんなこともできるんだ」という気づきを持ってもらい、ハードルやバリアーの外にどんどん進出するきっかけをつかんでいって欲しいと考えました。

「困難を抱える子どものプログラミング体験」プロジェクトに期待すること

今回のプロジェクトはひとつのNPO法人が単独で行うものなので、支援額が目標通り集まったとしてもどうしても範囲は限定されます。

まずはこのプロジェクトが永く継続することが第一ですが、そこで培ったノウハウをオープンにして、同様の活動が全国あちらこちらで立ち上がるきっかけをつくって頂ければと期待しています。

そして、この場で成長した子どもたちがまた、次の子どもたちを支援する流れが出来てくる世の中になれば面白いなと。

子どもの抱える困難は、子どもたちがつくりだしたものではありません。

背負わされた困難から開放されるのが当たり前の世の中になるよう、これからも支援の対象を一つひとつ増やしていきたいと思います。