早いものでもう今年最後の月、12月も半ばですね。
年末を迎える前に準備をしておきたいものに「年賀状」があります。
毎年年賀状はPCではがきソフトを使ってデザインをつくり、宛名とともに自宅のプリンターで印刷してきました。
しかしながら11月にPCが故障。
買い換えるか妻とも相談したのですが、年1回の年賀状とせいぜいスマホのバックアップぐらいでしか使っていないPCを購入するのはどうかという方向の議論へ。
プリンターも、年賀状くらいでしか使わないのに本体より維持費(インク代)がバカ高い。
いっそのことすべて手書きにしてしまおうかという話で一旦落着したのですが、そんなに多くない枚数とは言えただでさえ慌ただしい12月にすべて手書きはやはり厳しい。
手書きではなく印刷で済ませたいけど、パソコンやプリンターを購入してまで使いたくはない。
そこで利用したのが、郵便局のスマホアプリ「はがきデザインキット」です。
早速ご紹介しましょう。
もうPCもプリンターもいらない!年賀状をスマホアプリだけでポンと済ませる方法[はがきデザインキット/郵便年賀.jp]
手元に用意するのは、スマホと昨年もらった年賀状だけ。
スマホには、「はがきデザインキット」のアプリを入れておいて下さい。

デザインが豊富で写真を組み合わせられる
あらかじめ多数のデザインが用意されています。
テイストの異なるデザイン(和もの、かわいい、ポップなど)が用意されていますので、お好みのものが見つけられるでしょう。
既成のデザインを選択して、スタンプを加えたりテキスト入力で文章を追加してオリジナルな一枚にすることもできます。
使う写真はスマホで撮った写真をそのまま取り込める
選んだデザインに、子どもの写真や飼っているペットの写真を入れることもできます。
写真はスマホで撮っているかたが多いでしょうから、その場合はスマホのカメラロールから使いたい写真を選択するだけで貼付けられます。
あとはサイズと位置だけ整えれば、はいできあがり!
手書き文字を取り込んで個性が出せる
既成のデザインだけでは味気ないので手書きのコメントを入れたい、でもコメントを一つひとつ変えるのは大変なので実は共通のコメントを手書きしている、そんな人も多いでしょう。
そんな方へは、手書き文字をスマホのカメラでスキャンして年賀状に貼り付ける機能が便利です。
さらに、手書きコメントを入れたいけど自分の字はイヤ!というわがままな人(わたし)にはこちら。
テキスト入力のフォントから「手書き風」を選択するという手があります。
宛名はハガキから読み込める
昨年もらった年賀状から宛先の住所録をデータ化することができます。
はがきデザインキットアプリから年賀状の写真を撮る(スキャンする)ことで、郵便局側でそれをデータ化して送ってくれるのだそうです。
「だそうです」と書いたのは、残念ながら今年のデータ化サービスが終了してしまっていて利用できなかったから。(12月10日頃までの受付だったようです)
来年は早めに利用してみよう。
もちろんテキスト入力で住所録を作成することもできます。これから始める人はポチポチと入力しましょう。
印刷もアプリから郵便局注文でプリンターいらず
作成した年賀状はプリンターから印刷することもできますが、出力を郵便局に注文することもできます。
郵便局に注文する場合は、「直接相手に届ける」か「自宅へ送る」のどちらかを選べます。
初めて利用する場合は仕上がりを確認したり、手書きでコメントを加えたりしたいでしょうから、一旦自宅へ送ってもらったほうがいいかもしれませんね。
わたしは、会社関係は「直接届ける」にして、プライベートの友人に送る分については、悪筆でも手書きでコメントを入れたいので「自宅へ送る」としました。
なお、宛名も含めて印刷するかしないか指定することもできます。
まとめ
PCとプリンターを手放すことから始まった、スマホだけで年賀状作成。
当面これで、PCとプリンターが無くても困ることはなさそうです。
端末代が高いのに数年で陳腐化してしまうPC、本体は安いけどランニングコストの高いプリンター、ひょっとしたらもう自宅用に購入することはないかもしれません。
媒体としてはアナログの年賀状もスマホ1台で済むことで、ますます「スマホファースト」な世の中になっていることを実感した師走でした。
以上、「もうPCもプリンターもいらない!年賀状をスマホアプリだけでポンと済ませる方法[はがきデザインキット/郵便局]」をお届けしました!
