2回の手帳会議を踏まえて、ライフログをそれまでの「ほぼ日手帳カズン」から「ミドリMDノート」に移行して、2ヶ月が経ちました。
綴じ手帳と違ってノートなので日付によるページの区切りはないのですが、あとから遡りやすいように原則として1日1ページを「ライフログ+4行日記」で構成しています。
今回はこの「ライフログ+4行日記」の書き方をご紹介したいと思います。
「その日のわたし」を、「客観的なデータ」と「思考・感情」で1ページにサマライズする
ライフログは、「記号+数値+箇条書き」で書く手間を軽減してコンパクトにまとめる
毎日記録しているログは、以下の通りです。
- 天気
- 感情(良かった、ダメだった)
- 睡眠(就寝時間、起床時間、睡眠の質、睡眠時間)
- 朝一で取り組んだこと
- 朝食内容
- 昼食内容(お弁当づくり)
- 夕食内容
- おやつで食べたもの
- 便通(質、回数)
- 体重、体脂肪率
- サイクリングまたはランニングの走行距離数
- ブログのセッション数、PV数
- 買ったものと金額
- 読んだ本のタイトル
- 出社時刻、退社時刻
- 仕事のタスクの概要
ずいぶん多いなあと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、記録にかかる時間は合計で5分もかかりません。
1日の流れにあわせて、すきま時間でちょこちょこと書いています。
各項目の配置を決めて、そのレイアウトは原則として変えません(レイアウトイメージは上記の画像を参照してください)。
天気や感情はフリクションスタンプを押すだけで、3と10~12、15は数値のみを記録しています。
その他の項目はテキストですが、単語だけで箇条書きにしています。
食事内容の書き方だけは、朝・昼・夕で変化をつけています。
朝食は箇条書きですが、昼食は平日にはお弁当づくりをしているので、お弁当におかずなどを詰めたレイアウトを簡単な配置図にしています。
夕食は妻がつくるので、料理名ではなく使われている素材の「野菜、根菜、肉、魚、豆、乳製品、炭水化物、きのこ類、海藻類」に該当するものを、それぞれ頭文字を書いて食べたものに◯を付ける書き方をしています。
夕食が一番バランスがとれているのですが、子ども達に合わせるときのこや海藻が少ない傾向にあるので、その分はお弁当に加えて1日トータルで過不足が無いようにしたりしています。
思考・感情の日記は、「4行日記」形式で
ライフログはデータ集なのでデジタル感覚でざっと書けるボールペンを使いますが、日記は思考や感情の波を表すのでアナログ感覚満載の万年筆でゆったりと書きます。
書き方としては「4行日記」のフォーマットを採用。
4行日記とは、「事実・気づき・教訓・宣言」の順に一文ずつ書く書き方のことです。
4行日記とは、一日の出来事を「事実」「発見」「教訓」「宣言」に分けて4行にまとめる日記のこと。気軽に始められるけれど、続けることで確実に人生が変わるらしい!
引用元:毎日、たったの4行で人生が変わる!“4行日記”の効果が凄い - NAVER まとめ
その日の出来事からひとつを事実として書き出すと、自然とその次のステップである気づきが得られて、そこから先はするすると教訓・宣言まで文章として書き出されていきます。
教訓や宣言と言ってもそんなに堅苦しいことではなく、「教訓:アイデアは早朝に生まれる」「宣言:15分だけ早く起きてみよう」ぐらいのものです。
そのくらいちょっとしたことでも毎日書き続けて行くと、少しずつステップしている自分を実感できるようになります。
ノートなので、たまには次のページにはみ出しても問題なし
「ライフログ+4行日記」は原則として1日1ページに書いていますが、どうしてもそれ以上書きたい日もあります。
そんな時は我慢すること無く、次のページも堂々と使っています。
ここがどうしても綴じ手帳ではできないことです。
綴じ手帳では日付ページに書ききれない分は後ろのほうのメモページを使うことになってしまい、あとから見返した時に時系列にならないのが不満でした。
それがノートであれば、日付によるページ数の制限はありませんから、今日は1ページ・明日は3ページという使い方が自由に行えます。
反対にどうしても書きたくない日は書かなくてもいい。
綴じ手帳のように日付の指定はないので、「白紙」ページが残ってしまうこともありません。
また、ページ数の自由さを活かして、「ライフログ+4行日記」の間のページに、お気に入りのブログ記事を印刷したものや写真、カタログの切り抜きを貼ったり、とりとめもないアイデアを書き連ねるといったことも自由に行えます。
まとめ
以前はライフログをほぼ日手帳に、日記を別のものに書いていたのですが、同じページにまとめることでページをめくれば「その日のわたし」がすぐに思い浮かぶところが気に入っています。
ライフログの項目は時々アップデートさせていますが、基本形としてはこのまま当面運用するつもりです。
ほぼ日手帳を始めとする綴じ手帳は今でも好きなのですが、実現したいことのコンセプトとその要件から考えると、今のわたしにとって最適なのは手帳ではなくノートということになります。
ただ、現在使っているMDノートはメインで使っている万年筆の「パイロットキャップレス」とそんなに相性が良くないように感じているので、1冊使い切ったところで別のノートも試してみようと考えています。
書き味としてはほぼ日手帳の「トモエリバー」が一番好きですね。
ほぼ日手帳さんで、トモエリバーのノートを出してくれないかな~。