結論から書こう。
解釈するな!感情に同意しろ!ましてやアドバイスなんてするな!
女性の話を聞くときに必要な行いが3つある。
- 「聞く」姿勢を保つ
- うなづく
- (話のテンポを遮らないように)相槌を打つ
一方で、してはならないことも3つある。
- (口に出さなくても)論理解釈をしようとする
- 事実確認をしようとして、途中で話をさえぎる
- 解決を前提としたアドバイスをする
男性は仕事をする時と同じスタンスで「論理的に」「解決策を導く」ことを第一に考えるが、女性が話をしたいときはそんなことは1ミリも求められていないということを覚えておこう。
誤解のないように補足すると、これは女性が「論理的ではない」ということ「ではない」。
逆だ。
むしろ、女性の方が論理的思考に優れているので、男性の側が「論理的に」「解決策を導こう」と考えたことなど、とうの昔に考えられているのだ。
すでにわかっている人に対して論理的解釈を加えようとする、ましてやアドバイスをしようとするなど愚行でしか無い。
うっかりしてしまおうものなら、「そんなことはわかってるよ。ばーかばーか」と思われることは確実である。
だから、男性の側ができることは、きちんと話を聞く姿勢を持ち、論理でなく感情に同意することだけなのだ。
とは言え、「論理的に」「解決策を導く」ことをしたくなったらどうすればいいのか
会話中は上記のスタンスで挑むとして、論理的解釈を加えたくなる男性の本能を我慢しただけではストレスが溜まってしまう。
それはそれで、どこかで発散しなければならない。
どうすればいいのか?
おすすめしたいのが、「プラモ」をつくること。
プラモデルづくりには、「素材」があり、完成形の「イメージ」とそこに至るまでの「解決策(組み立て手順)」がある。
きちんと順を追ってソリューション(完成品)が出来上がる頃には、論理的に・解決したいという欲求は昇華されていることだろう。
まとめ
以上が、夫であったり娘の父親である男性が、基本スキルとして身につけて置かなければいけない大原則である。
間違っても、「そういう時はだね~」「こういう考え方もできるよ」なんて口を挟み始めてはいけない。
「そうなんだね」「大変だったね」「いいと思うよ」がナチュラルに口から出るように練習しておこう。
ちなみに、この記事を書いたのは自分の家庭で何かがあったからではないぞ!(念のため)