作業手順のシェア。
ブログの更新情報をFacebookに流す場合、通常はブログ記事に設置しているSNSボタンから手動で投稿します。
ですが、ここには3つの問題があります。
- 投稿完了までの手順が多い
- ブログのFacebookページではなく、誤って自分の個人ページに投稿してしまう
- 投稿を忘れてしまう
この3つの問題をクリアする方法として、IFTTTを使った自動化手順をご紹介します。
IFTTTとは
IFTTTとは「レシピ」と呼ばれる個人作成もしくは公に共有しているプロフィールを使って数あるWebサービス同士で連携することができるWebサービスである。
引用元:IFTTTとは - Google 検索
あるWebサービス(もしくはアプリ)で処理を実行すると、別のWebサービス(アプリ)に自動的に伝えられて目的のアクションが実行される、というものです。
上記で「レシピ」と紹介されているのがその「あるWebサービスで○○が実行されたら、別のWebサービスで××が実行される」を表した組み合わせで、現在は名前を変えて「アプレット」と呼ばれています。
ブログを更新したらFacebookページに投稿されるアプレットの設定手順
スマホアプリのIFTTTを使う手順で説明します。
IFTTTのほかに、Facebookページのアプリも使うので準備しておいてください。

IFTTTで「My Applets」を開き、右上の「+」をタップします。
「RSS」を検索し、「RSS feed」が表示されたらこれを選択します。
自分のブログのURL+「rss」もしくは「feed」を入力し、右上の「next」をタップします。
エラーが表示される場合はURLを間違えていることが多いので、よく確認しましょう。
先ほどと同じ要領で検索し、「Facebook pages」を選択します。
「Link URL」はそのままとし、「Message」に任意の文言を設定します。(Facebookページであとから編集することもできます)
右上の「next」をタップして、以下のような「New Applets」の画面が表示されたら成功です。
あとは、画面下部の「finish」をタップして、このアプレットを確定させましょう。
アプレットにより処理が実行される流れ
ブログ記事をアップすると、一定時間後にfeedが発行されます。
ブログサービスにもよりますが、わたしが利用しているはてなブログでは10分〜15分くらい。
IFTTTの「Activity」に実行したことが表示されます。
feedが発行されると、それがFacebookページに送られます。
これで、Facebookで「いいね」してくれた人のFacebookにブログ記事の更新情報が表示されます。
まとめ
手順を一つひとつ追うとちょっと長いですが、設定は最初の1回だけで、あとは通常通りブログ記事をアップするだけでFacebookページに送られます。
手動だと、ついついFacebookに投稿するのを忘れたりしますが、自動化しておけば忘れても問題ありません。
これで、ブログ更新情報をFacebookでも受け取れるとしていた、読者との約束が守れます。
Facebookページに自動的に送られた後で、投稿メッセージの文言に追加・編集すれば、機械的な印象もありません。
今回は自分でアプレットを設定する手順で紹介しましたが、アプレット自体を公開しているブログもあるので、「IFTTT アプレット ○○したら××する」のように検索してみてくださいね。