食事や運動、支出の内訳、主要タスク、感情の動きなどを日々のライフログとして記録しているのですが、中でも重視しているのが「睡眠」。
「睡眠の良し悪し」は、健康状態や思考能力、仕事の出来の良し悪しに影響します。
なので、アプリを使って睡眠を計測してログを残すとともに、手帳にも記録してチェックするようにしています。
多くの睡眠アプリは計測開始時間を就寝時刻とし、セットしたタイマー時刻を起床時刻、そしてその間隔を睡眠時間とするものになりますが、それだけでは十分ではない。
これまで幾つもの睡眠アプリを試してきたのですが、そんななかでようやく「これだ!」と思えるアプリに出会いましたのでご紹介したいと思います。
そのアプリの名は、『Sleep Meister』です。
睡眠時間は足りているはずなのに、寝起きがすっきりしない人へおすすめの睡眠アプリです。

「就床時刻」と「入眠時刻」を分けて計測できる睡眠アプリ『Sleep Meister』
『Sleep Meister』は他の睡眠アプリと同様に、起床時刻にあわせてアラームを設定します。
『Sleep Meister』が他の睡眠アプリと異なるのが「計測開始時刻=布団に入った時刻=就床時刻」とは別に、実際に眠りについた時間「入眠時刻」を自動的に計測すること。
これにより、「布団に入っていた時間」とは別に、「実際の睡眠時間」を計測することができるのです。
布団に入ってから入眠するまでの時間は、人やその日の体調により異なり、睡眠の質に大きく影響します。
これまでの睡眠アプリが布団に入っていた時間すべてを睡眠時間としてしまっていたのに対して、『Sleep Meister』では本当の睡眠時間を計測できるということになります。
その日のコンディションに影響してくるのは「布団に入っていた時間の長さ」ではなく「睡眠時間の長さ」なので、この違いは大きいですね。
就床時刻と入眠時刻を近づけることが、睡眠の質を上げる近道
睡眠時間の「長さ」もさることながら、睡眠の「質」を上げることも大事。
時間に対して質のほうはなかなか意識的にコントロールすることは難しいのですが、「寝つきの良さ」が睡眠の質の目安のひとつとなります。
「なかなか寝つけない時=就床時刻と入眠時刻が離れている」と浅い眠りばかりになり、「寝つきが良い=就床時刻と入眠時刻が近い」と深い眠り・浅い眠りのサイクルが理想的なカタチになりやすくなります。
寝つきが良い状態に持っていくためのきっかけとして、就床時刻と入眠時刻の間隔を知ることは重要なライフログとなるのです。
もちろん時間を計測しただけでは寝つきの良い状態にすることはできません。
しかし、ログを録ることでどういう時に寝つきが良くなり、またどういう行動あるいは環境では寝つきが悪くなるのか知ることができるようになります。
まとめ
「過不足のない睡眠時間」と「質の良い眠り」。
この2つが揃えば、目覚めた時からその日を気持ちよくスタートすることができます。
そしてそれは起床時の爽快感だけではなく、1日を構成する様々な要素に影響することでより快適な生活時間を過ごすことにつながります。
「就床時刻」と「入眠時刻」、「就床時間」と「睡眠時間」を知ることからセルフマネジメントが始まり、徐々にコントロールできるようになるでしょう。
ぜひとも試してみてくださいね。
