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ライフログをデジタルで記録していても、アナログな手帳に「サマライズ」するたった1つの理由[楽しむ手帳術]

先日は、生活習慣をマネジメントするための5つのライフログ項目「睡眠」「食事」「運動」「排便」「メンタル」を記録することが、良い習慣のベースをつくるということをお伝えしました。

そのなかで、記録する手段としてアプリをいくつかご紹介しましたが、大概のライフログはデジタルで計測・記録・保管・参照することができます。

こう書くとデジタルの仕組みだけで完結できそうですが、私はあえてアナログツールである手帳(ほぼ日手帳)でまとめ直しています。

あえてひと手間かける、その理由についてご説明します。

ライフログをデジタルで記録していてもアナログな手帳に「サマライズ」するたった1つの理由

ライフログの4つの工程

ライフログのプロセスを大きく分解すると「1.計測する」「2.記録する」「3.保管する」「4.参照する」の4つの工程に分けることができます。

デジタルは「正確性」「自動化」「容量無制限(サービスによる)」を得意とするので、1.計測~2.記録~3.保管はその特性を十分に活かすことができます。

この部分はすべてデジタルに任せてしまってもいいでしょう。

ライフログの振り返りを効果的に行うには、「ひとつかみにして」「ざっくりと見る」ことが欠かせない

残るは「4.参照する=振り返る」の工程となりますが、ライフログの振り返りには「項目間の相関関係」と「時系列の変化」を同時にひとつかみにしてみることが欠かせません。

デジタルでは同一の項目について連続する変化をデータで「見る」ことができます。

ですが、項目間の相関関係を意味あるものとして見るためにはこれらをいくつもの手間をかけて加工しなければならず、アナログのように「ざっくりと見る」ことが得意ではありません。

ライフログアプリ「Momento」のようにSNSなどいくつかのサービスの情報をつなぎあわせて表示する仕組みのものもありますが、連携するサービスは限られており、任意でつなぎあわせることはできません。

その点、アナログなら表し方に一切の制限はなく、別々の項目の情報を脳内で「ひとつかみ」にして把握することが可能です。

さらにはデジタルでは許容されない「曖昧さ」を受け入れながら大事なポイントを瞬時に見出すことができるのです。

これを実現する手段としては、手帳などのアナログツールに書き出すことが有効です。

手帳にライフログをサマライズする一例

使う手帳は好みのものでいいと思うのですが、私は1日1ページでA5サイズの「ほぼ日手帳カズン」を使っています。

書き方はすごく単純で、ページの上部にその日の「メンタル状態(スタンプ)」「睡眠時間」「自転車の走行距離」「朝食と昼食の内容(昼は自分でお弁当をつくっているのでその詰め方も含めて)」「排便の有無と状態」「支出の内容と金額」などを書き、ページ下部には仕事の主要タスクや勤務時間などを箇条書きで、それから気づきやアイデアなどを日記として書いています。

睡眠時間や自転車の走行距離などはスマホのアプリで計測していますが、それを毎日の決まった時間にほぼ日手帳へ転記するのです。

その他の項目も、職場では手帳を自分のデスクの左側に終日開いたまま置いてあるので、事あるごとにちょこちょこと書きくわえています。

これだけでその日の記憶として記録しておきたいことを大体網羅できますから、振り返ったときにこれだけの情報から詳細をありありと思い出すことができます。

デジタルで記録したこともアナログ情報とあわせて手帳にまとめることで、いい意味で「曖昧さ」を許容しながら情報を「ひとつかみ」にして「ざっくりと俯瞰」できるようになります。

まとめ

手帳に書くのはその分手間がかかりますが、白紙だったページが徐々に埋まっていくのをみると「今日も1日しっかりと生きたぞ!」という充実感が湧いてきます。

少し大げさな表現かもしれませんが、「データとして溜まっていく」のと「(ページ数や文字の量で)積み重ねが感じられる」のとでは感性への訴えかけ具合が大きく異なります。

正確な記録と永続的なデータの保管はデジタルで行いつつ、全体を俯瞰した振り返りをアナログで行うことで、過去の生活記録を明日の生活へと活かしていきたいですね。

ライフログを実践するうえで、大きな影響を受けた2冊