スケジュールは重要な要件から埋めていくと言われていますが、それより先に埋めるべきものがあります。
それは、「休み」の予定。
忙しいから休む暇がないのではない。休みを先に決めないから忙しくなる
いつもせかせかしている人はよく言います、「やることがたくさんあって休みもろくに取れないんだよ」と。
でもそれは違います。
「やることがたくさんあって忙しい」は何も考えてないのと同じ
いつも忙しくしている人は、物事の重要度を判断できていない、あるいは緊急度が高まる前に段取りを組めていないからやることが「たくさん」目の前にあるのです。
「忙しい」「たくさんある」は自分で自分のやることを把握しきれていない状態を表しています。
思考停止してしまっているのです。
反対に、成果を出しているのにいつも落ち着いている人もいます。
そういう人は「忙しい」とも「やることがたくさんあって」とも言わないし、そんな素振りも見せません。
では、どうすればいいのか?
「休む」から忙しいから解放されて、成果もついてくる
まずは、休みをしっかりとブロックしましょう。
手帳上で休みの日や休憩時間を枠を囲うと、残りの時間がくっきりと見えてきます。
時間が可視化されて活用できる時間の長さが限られますから、「何をやるか」と「何をやらないか」をフルで考える必要があります。
そうすると自然に、「緊急ではない重要なこと」に重点化し、緊急ではないことが緊急になる前に「前もって手を打つ」ことができるようになります。
重点化と段取りにより、成果を出しているのにいつも落ち着いている人になることができます。
「休日スタンプ」で気分を盛り上げる
週の始めに、1週間のアポイントと目標を手帳に書き込みます。
その前の儀式として休みの日に印をつけるのですが、わたしの場合はフリクションスタンプで「休」のマークをぽんぽんと押していきます。
そうすると、休みの日にやりたいことが具体的にイメージされてくるので、仕事の目標を前倒しで達成しようという気になりますし、そのためのポイントをロジカルに見つけ出すことができるようになります。
休日スタンプを押すことが、思考をフル回転させるフックとなるのです。
まとめ
もう少しでゴールデンウィークがやってきます。
「やることが山積みで休日出勤になるかも」なんて言っている場合ではありません。
そんな暇はないのです。
連日の残業や休日出勤などしていられません。
今すぐに手帳を開いて休日をブロックしましょう。
それから、残りに時間にやるべきことをふるいにかけるのです。