広汎性発達障害の女が毒を吐くブログ

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獲って・捌いて・食うの繰り返しがこんなにワクワクするなんて!~猟師マンガ『山賊ダイアリー』~

作者は岡山県出身の漫画家。

会社勤めののちに狩猟免許を取得。

山賊ダイアリー』は本人の実体験にもとづく、猟師生活の記録です。

各話とも、基本的にはハトやイノシシなどの獲物を空気銃もしくは罠でつかまえ、自ら捌き、そして食うだけの話。

真冬に寒中水泳する羽目になったり、転倒時に枝が目に刺さったり、あるいはとても苦労して捕まえたのにとてもまずかったりとアクシデントやオチなどが用意されてはいるものの、とても淡々としたストーリー展開がなされる。

朴訥とした絵柄がそう思わせるのかもしれない。

一方では読み進めるうちにいつの間にか引き込まれ、獲って・捌いて・食う感触が脳内に再現される。

気づけば、小鳥を骨ごと食う「バリバリ・ボリボリ」という音によだれが出てくる。

同時に、食べ物となった生き物への感謝の念がわいてくる。

生命への敬意を払いつつ、貪欲に求め、そして自分の体内へと取り込む。

命のやり取りとは無縁の自分の仕事場で作業の合間にページをめくると、「生きている」ことの実感を思い出させてくれます。

気づけば、普段の生活圏域に近い狩猟可能エリアはどこだろうと探し始めている自分がいました。

おすすめします。

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