今年2017年の手帳は「ほぼ日手帳カズン」と「システム手帳」の2冊使いでスタートしました。
ほぼ日手帳カズンにはライフログと日記を書くことで「心身を整える」役目を、システム手帳にはアイデアや学び・気づきを書き、またリフィルを並び替えることで「思考を深める知のデータベース」としての役目を持たせています。
3月に入ってからここにもう1冊、週間レフト式の手帳を加えることを思い立ち、「NOLTYライツ3/能率手帳」と「ほぼ日手帳WEEKS」の2冊を比較レビューをしながら3週間ほど使い比べてきました。
どちらも使用感が良くて甲乙つけがたかったのですが、最終的には「NOLTYライツ3/能率手帳」を今年のパートナーに選びました。
その理由をご紹介します。
週間レフト式の手帳で行いたいこと
まず、週間レフト式の手帳で行いたいことは、主に2つ。
ひとつは、日付と時間軸の入った左のスケジュールページに「アポイント」を記載すること。
会議や出張、あるいは家庭の用事など、他者との約束を入れます。
もうひとつは、レイアウトフリーの右のメモページに、「その週の成果目標」を記載すること。
仕事の目標はもちろんですが、家庭や趣味の目標も書きます。
タスク(行うこと)に対する上位目標を書いて常に手元でチェックできるようにすることで、週次レビューと翌週のデザインをスムーズに、かつ効果的に行えるようにしたいと考えています。
左ページは「他者からの信頼」に、右ページは「自分への自信」につながります。
これは習慣的に何度も見返すことではじめて達成につながりますから、手帳には何度も見返せる携帯性の良さが求められます。
「NOLTYライツ3/能率手帳」の決め手は、オン・オフ問わない携帯性の良さ
手帳の1番の機能である「書く」という機能は、NOLTYライツ3もほぼ日手帳WEEKSのいずれも他の手帳と比べても良いものでした。
メインの筆記用具としては、万年筆(パイロットキャップレス)とボールペン(JetStream)を使いますが、それぞれ紙質に求める条件は違うペンでしたがどちらも書きにくいということはありませんでした。
2冊の違いはNOLTYライツ3の1行の高さ5ミリに対して、ほぼ日手帳WEEKSは3ミリ方眼。
また、手帳自体の高さはほぼ日手帳のほうが4cmほど高く紙面も広いので、大きめの字を書くことを好むわたしにとっては、3ミリ方眼2つで1文字使えるほぼ日手帳WEEKSのほうが気持ちにゆとりを持って書くことができました。
しかし、そのほぼ日手帳のネックとなったのが、その4cm分の高さ。
仕事の日はスーツの上着の内ポケットに入れるのでどちらの手帳でも問題はなかったのですが、問題は仕事休みのオフの日。
ジーンズで過ごすことが多いのでハガキサイズのNOLTYライツ3は尻ポケットにピッタリと収まったのに対して、ほぼ日手帳WEEKSはどうしても飛び出してしまう。
また、ほぼ日手帳WEEKSは表紙も硬めなので、尻ポケットに入れてしまうと座り心地も良くない。
NOLTYライツ3は適度な柔軟性もあるので、1日中尻ポケットに入れていても邪魔になることはありませんでした。
週間レフト式手帳は1日に何度も見返すことを前提としているので、携帯性を最重視することを判断。
その結果、オン・オフ問わない携帯性の良さに優れた「NOLTYライツ3/能率手帳」を今年の手帳の1冊として使い続けることに決めたのです。
まとめ
以上のような理由から「NOLTYライツ3/能率手帳」を選びましたが、オン・オフ問わない携帯性を条件から外せば、ほぼ日手帳WEEKSも使い勝手のいい手帳です。
1週間を広く見渡せる特性を活かして、運動やダイエットの記録など別の役割を持たせることを思案しています。
NOLTYライツ3は来年3月までの1年間きっちりと使い込んで、そうしたら「能率手帳ゴールド」へのステップアップも検討してみたいと考えています。